国連ハビタットアジア太平洋地域統括福岡本部では、日本の知見や技術の共有を通じてアジア太平洋地域における持続可能なまちづくりを推進することを目的として、2009年より「環境技術専門家国際会議」を開催してきました。
本会議は、アジア太平洋地域の市長の皆様が自らの声で自治体が抱える課題やニーズをご紹介いただき、また、都市のベーシック・サービスである水・衛生・廃棄物・エネルギーなどの分野や防災分野を中心に、日本の企業・団体の皆様の技術をアジアの市長の皆様にご紹介いただくことで、相互理解を深め、今後のアジア太平洋地域の都市と日本企業等の関係構築の契機を作り出すことを目的としています。
今年のテーマは「都市とレジリエンス(Cities and Resilience)」です。経済成長とそれに伴う都市化が著しいアジア太平洋諸国の都市部においては、住宅供給やインフラ整備が追い付いていないといった課題に加え、気候変動の影響もあり災害リスクが高まっており、強靭なまちづくりの 必要性が一層高まっています。本会議では、自然災害、気候変動などへの対応を通じて、都市のレジリエンスをどのように高めていくかについて議論します。現時点では、カンボジア、マレーシア、ラオス、モンゴル、フィリピン、タイ、ベトナム、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、インド、スリランカ、モルディブ、フィジーの都市からの市長様等を招待予定です。
アジア太平洋地域の首長の皆様の生の声を聴き、また、日本企業の優れた技術を首長の皆様に直接ご紹介できるチャンスですので、アジア太平洋地域における持続可能なまちづくりにご関心をお持ちの企業・団体の皆様のご参加を心よりお待ちしております。
〇 お申込み方法
申込用紙を送付しますので、参加希望の方はメールアドレス(UNHABITAT-Roap-platform@un.org)に9月17日(水)までにご連絡ください。なお、継続的な関係構築のため、原則として、会議の参加には「アジア・太平洋地域の『持続可能なまちづくり」のための福岡・東京プラットフォーム』への会員登録(会費無料)をお願いしております。
〇 会議にてプレゼンを希望される企業・団体の皆さま プレゼンを行う企業・団体は「アジア・太平洋地域の『持続可能なまちづくり』のための福岡・東京プラットフォーム」の会員に限定させていただきます。また、原則英語でのプレゼンをお願いいたします。詳細は、別添のご案内をご覧ください。