国連ハビタット福岡本部 新本部長の就任

2024年7月1日、国連ハビタット福岡本部の新本部長に石垣 和子が就任しました。1997年8月1日の設立以来、初の女性本部長となります。

石垣新本部長は、1998年に国土庁(現国土交通省)に入庁以来、経済協力開発機構(OECD)エコノミスト、国連国際防災戦略事務局(UNISDR)上級エコノミスト、国土交通省国際建設 産業企画官、独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構監事、内閣府政策統括官(防災 担当)付参事官、復興庁統括官付参事官(福島広域まちづくり班)等、国内外で、地域政策 分野と防災分野のポストを歴任しました。

石垣新本部長コメント

「アジア太平洋地域の国々では、経済発展に伴い都市インフラの整備が進み、都市の可能性が広がる一方で、劣悪な住環境など都市問題も深刻化しています。国連ハビタットのミッションは、都市における経済・社会・文化活動を活発にすることにより、都市が成長のエンジンとなることを支援すること、そして同時に、居住問題をはじめとする都市問題の解決へ向けた 各国・各都市の取組を支援していくことです。

国連ハビタット福岡本部は、現在までに、アジア太平洋地域(ミャンマー、アフガニスタン、 スリランカなど)18の国/地域で86事業(2023年末時点において総額約172百万ドル)に取り組み、各地で居住環境の改善、持続可能なまちづくりに取り組む人々を支援していると聞いております。これも、地元福岡の皆様はもとより、日本政府及び各ドナー国・機関からの継続的な温かいご支援をいただいた賜物と深く感謝しております。

国連ハビタットの活動は、SDGsの諸目標達成のためにも重要な活動であり、これまでの成果をしっかりと受け継ぎ、今後とも、地元福岡の皆様とともに、アジア太平洋地域各国各都市の人々に寄り添い、持続可能なまちづくりへ向けたきめ細かな支援に一層努めてまいりたいと 思います。」

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